受け継がれる物語

オリーブの木は、10cmの太さに育つのに20年もかかるといわれるほど、ゆっくり育ちます。
材料となるオリーブの木は、実を採るために大切に育てられた、若くても樹齢80年以上、ほとんどは100年以上、中には数百年という樹齢のものも 多い古い木です。
国によって一本づつ管理され、大切に守られていたその木が枯れてしまったり、何らかの理由で倒れてしまった場合に限って、それらを切ることが認められ、材料にすることが可能なとても貴重な木材です。

堅く締まった密度の高い木質は水気に強く、丈夫で長持ちすること、抗菌効果があり、カビや雑菌などにも強いことで、キッチン用品にはうってつけの 材料です。

オリーブの木を材料に作ったキッチン用品達は、イタリア・トスカーナ地方のL'albero dell'olivo工房で、昔ながらの伝統的な技術で、今も職人が一つひとつを手作業で作っています。

長い年月、トスカーナの風に吹かれて、豊かな実を付ける役目を終えたオリーブの木。
幾つもの季節の流れの中で育んだ長い長い物語の末にキッチン用品として生まれ変わった働き者のオリーブ達。
その物語を受け継ぎ、新たなページに描かれるのは、
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